Q：当院に就職し何年目ですか？また現在の仕事内容を教えてください。

A：就職して15年目です。
今年の4月から病棟副師長になり、入院患者様がより良く治療を受けられるような環境作りと、病棟スタッフが働きやすいような職場環境や業務改善を病棟師長と一緒に考えながら行なっています。
また、病棟副師長業務は看護教育面での役割を担っている為、新人スタッフの指導や看護学生の実習指導に携わっています。その他も物品管理等、多岐に渡ります。

Q：仕事と家庭の両立はできていますか？

A：子どもがまだ小さいので、家族に協力してもらいながらなんとか頑張っています。
以前は院内保育所に預けている時もありました。子どもが小さい時は安心して働くことができましたし、発熱した時とかはすぐに迎えに行けました。院内保育所の存在はありがたかったです。今は外部の保育園に預けていますが、残業もあまり無いので迎えに行くことができています。

Q：当院の良い所を教えてください。

A：病棟移動が定期的に行われるため、一緒に働いた事があるスタッフが増えていく事です。 困った時、辛い時などに相談に乗ってくれる方が多く、その事が長年働き続けられている理由の一つです。看護部では年休取得は90％程度となっています。また長く勤めれば退職制度も充実しているので安心して働くことができるのではないかと思います。

Q：精神看護の楽しいところや、難しいところを教えてください。

A：患者さんの病状や抱えている背景はそれぞれ違う為、より個別的な看護が必要になってきます。スタッフ間でその都度意見を出し合いながら支援し、その結果として患者さんの症状が落ち着いてきたり笑顔で退院する姿を見れた時はとても嬉しく達成感があります。特に多職種で患者さんの今後の方向性や目標をカンファレンスで共有し、支援していくというチーム医療がしっかりと行えている所は当院の強みだと思います。 難しい所はやはり精神疾患が目に見えにくい所です。そのため患者さんの些細な変化に対する観察が非常に重要になってくるため、精神科の看護師は観察力とコミュニケーション力が特に必要な技術になります。私も病棟スタッフとともに成長したいと思います。